ラグビー日本代表エディー前HCも絶賛! 新天地では岡崎レスター流が手本

目指すは死に物狂いの「レスター・スタイル」

 14日には強豪国イタリアとの対戦を控えるエディーHCだが、チーム作りの目標について、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターのようなチーム構築を目指す意向を明らかにした。

「全ては考え方にある。試合に対し、どのような姿勢で向き合うかだ。レスター・シティはどうだろうか。わずか2200万ポンド(約37億4000万円)の規模の戦力でプレミアリーグのトップに君臨している。彼らにとって、お互いのために死力を尽くしてプレーする姿勢が全てだ。そのようなチームが、個の力の集団よりも勝っていることを示している。私の仕事は、その領域を目指した上で、細かな調整をし、統一した考え方を浸透させることだ」

 W杯では日本人のストロングポイントである規律を前面に、ノーサイドの笛がなるまでファイトし続ける集団を作り上げたエディー。そんな名将が、労を惜しまずハードワークし、チームの勝利にためにすべてを尽くす岡崎、そして資金や環境面で恵まれていない中でプレミア首位と旋風を巻き起こすレスターに、自らが率いるチームの理想とすることは当然のことかもしれない。

 「エディー・ジャパン」として日本全国にラグビーブームを巻き起こした名将の次なる目標は、復権を目指すイングランドに「レスター・スタイル」を浸透させ、勝利を積み上げることにあるようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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