イカルディの80億円“買い取り”、焦点は代理人妻の説得か PSG側の動きに伊紙注目
PSGに期限付き移籍中のイカルディ、本人はイタリア帰還を希望か
フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)は、イタリア・セリエAのインテルから期限付き移籍で獲得しているアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの買い取りオプションを行使するかどうか、今月中に決断する必要があるという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
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イカルディは昨季、インテルで主将を務めながら契約延長を巡ってクラブと対立。その状況を代理人であり妻のワンダ・ナラ氏がSNSで公開して大炎上し、当時のルチアーノ・スパレッティ監督からは主将の座を剥奪された。そして迎えた昨夏のシーズンオフ、アントニオ・コンテ新監督が就任したなかで、クラブからは公式に“戦力外”をアナウンスされる異例の事態になった。
しかし、イカルディの求める国内移籍はインテルがクラブ間オファーを断る形でブロック。移籍市場の最終日に、ようやくパリへの期限付き移籍が決まっていた。PSGではコンスタントにゴールを決めて評価も高いが、イカルディはイタリアでレギュラー番組を抱える妻の意向もあり、セリエAの他クラブに移籍する希望を持っているとも報じられている。
また、PSGも世界的な原油価格の下落や新型コロナウイルスの影響によるフランスのリーグ・アン打ち切りで財政的に決して楽ではないが、インテルからは7000万ユーロ(約80億円)とされるイカルディの買い取りオプションの行使に関しては、今月末が決断のデッドラインだとの連絡があるという。
一説には買い取りオプションの行使にはイカルディの合意も必要とされるだけに、PSGのスポーツディレクターを務める元ブラジル代表MFレオナルド氏は、その条件も含めて話をまとめる必要に迫られているという。
PSGとしては、すでにチームにフィットしているイカルディは計算のできる選手として、獲得対象になっているとされる。それだけに、レオナルド氏がいかに代理人である妻を説得できるかがポイントになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)