シンシナティ久保裕也、新環境は「ここまでとても良い状況」 現地メディアで言及
クラブ所属の日系アメリカ人の存在がプラスになっていることも報じられる
米メジャーリーグサッカー(MLS)FCシンシナティに所属するFW久保裕也は、加入2試合目でゴールを決めて評価を高めた。現在は新型コロナウイルスの影響でリーグは中断されているが、現地放送局「WCPO」は「シンシナティのスポーツファンは日本からの関心を実感するだろう」として、久保と秋山翔吾(シンシナティ・レッズ/メジャーリーグ)について伝えている。
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26歳の久保は今年2月、ベルギー1部ヘントからシンシナティに移籍。開幕戦でMLSデビューを飾ると、アトランタ戦(1-2)で2試合連続スタメン出場を果たし、強烈な無回転シュートで移籍後初ゴールを叩き込んだ。
現在はサッカーが中断、野球が開幕延期となっているものの、新加入の久保と秋山(西武ライオンズから加入)に対する関心は高いようだ。「WCPO」は秋山の加入において現地の非営利団体「JASGC(グレーター・シンシナティ日米協会)」が果たした役割に触れつつ、久保の現状を次のように報じた。
「JASGCは必要とあらば久保の助けになる準備ができている。ただ、久保はFCシンシナティのサッカー事業部マネージャーを務め、通訳も務める日系アメリカ人サトシ・タツミの存在によってプラスの効果を得ている」
久保がスムーズに現地の環境にフィットできていることを強調し、「特にピッチ上では、ここまでとても良い状況です。信じられない初ゴールを決めることができて、チームメイトとも良い連係が築けています」という本人のコメントも紹介。また、同メディアは日本からは多くのメディアがレッズの取材に訪れると予想されることに触れつつ、久保の次のような言葉も伝えている。
「日本では(サッカーよりも)野球のほうが人気のあるスポーツだと思います。レッズにはたくさんの関心が寄せられることでしょう。ただ、僕たちは同じ街にいるので、同時にFCシンシナティの試合にも来てくれるといいですね」
野球におけるメジャーリーグの注目度は非常に高く、シーズン開幕時には秋山に関する情報が多く出ることが予想される。“同じ街”の日本人アスリートとして、久保のさらなる活躍にも期待したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)