「日本人は本当に…」 W杯で生まれた「ドラマチック」弾に世界反響「尊敬の念」
FIFAがロシアW杯の日本対ベルギー戦を配信、決勝弾にファン反応「悲しい瞬間」
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るうなか、FIFA(国際サッカー連盟)は「#WorldCupAtHome」企画としてワールドカップ(W杯)の名勝負を配信している。公式インスタグラムでは、2018年ロシアW杯16強の日本対ベルギー戦のゴール映像を公開し、「日本人は本当に良い試合をした」「W杯最高の瞬間」との声が上がっている。
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4日にFIFAが公式インスタグラムを更新し、「最高にドラマチックだった! ワールドカップ準々決勝進出を決めた瞬間」と記して1本のゴール映像をアップした。ロシアW杯で日本とベルギーが激突し、会場が熱狂に包まれた瞬間をクローズアップしている。
まさに天国と地獄だった。2-2で迎えた後半アディショナルタイム、日本のCKからMF本田圭佑がボールを入れるも、相手GKティボー・クルトワがキャッチしてすぐさまスローイング。そこからベルギーが高速カウンターを発動する。
MFケビン・デ・ブライネがドリブルで持ち込み、右サイドを駆け上がったDFトーマス・ムニエを経由して中央にグラウンダーのクロスを送った。ゴール正面に飛び込んだFWロメル・ルカクがフィニッシュするかと思われたがスルーすると、背後から飛び込んだMFナセル・シャドリが逆転弾を叩き込み、最終的に3-2と日本を撃破している。
ロシアW杯名場面の一つと言える高速カウンター弾にファンも反応。「W杯で最も悲しい瞬間」「W杯最高の瞬間」と異なる意見が上がれば、「劇的だったが日本に敬意を払う必要がある。日本に尊敬の念を抱いている」「日本人は本当に良い試合をした」と日本側の奮闘を称える声も並んだ。
日本代表にとっては、史上初のベスト8進出を阻まれた失意のゴールとなったが、多くのファンにとっても記憶に残る一撃となったようだ。