「陶酔的なジェスチャー」 香川の“開放的な姿”にスペイン紙注目「抑制していた叫びだ」
香川が公式インスタグラムで公開した写真に現地紙注目 「50日間に及ぶ軟禁を経て…」
今季からリーガ・エスパニョーラ2部のサラゴサでプレーしているMF香川真司は、長年の夢だったスペインのピッチに立ったものの、現在は新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦が中断するというイレギュラーなシーズンを過ごしている。そんななか、スペインメディアは香川の開放的な姿に注目している。
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2010年に加入したドルトムントで通算6シーズン半を過ごした香川は、昨夏にサラゴサへ移籍。今季序盤はトップ下で主力を務めていたものの、徐々に出場機会が減り、昇格争いを繰り広げるチームの中でベンチを温める日々が増えていった。
そんななか、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、スペインでは3月中旬からリーグ戦が中断。外出禁止となるなかで選手たちは自宅でのトレーニングに励んでおり、香川も先日、自身の公式インスタグラムでテラスのような場所で太陽の光を浴びながらエアロバイクを漕ぐ姿を公開していた。
これにスペイン地元紙「ヘラルド」が注目し、「日本の攻撃的MFはエアロバイクに乗って陶酔的なジェスチャーを見せた」と取り上げ、「50日間に及ぶ軟禁を経て、太陽が地平線上にあるという純粋で深い喜びを強調している。それは叫びだ。自分の中に抑制していた叫びだ」と綴っている。
香川はこの写真を投稿した3日後、制限付きながら外出許可が下りたことを公式インスタグラムで明かしていた。投稿した写真では、上半身を露わにしてエアロバイクでのトレーニングに励み、腹筋の割れた筋骨隆々の肉体が目にとまったが、それ以上に太陽の光を浴びて、開放感溢れる笑顔が印象的だった。
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