「マンU歴代外国人選手ベスト11」を英紙特集 豪華スター軍団にパク・チソンも選出
カントナ、シュマイケルらマンU黄金期を支えた“名助っ人”が勢揃い
イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドは、名将アレックス・ファーガソンによる長期政権の下、1992年のプレミアリーグ創設以降で実に13回のリーグ優勝を誇るなど、数々のタイトルを獲得してきた。英紙「デイリー・ミラー」は、そんなユナイテッドの輝かしい歴史を築いた「外国人選手によるベストイレブン」を作成。同クラブの黄金期を支えた豪華な顔ぶれが並ぶなか、元韓国代表MFパク・チソンも選出され、7年にわたって名門で活躍した同選手の存在が最注目されている。
パク・チソンは、Jリーグの京都パープルサンガ(当時)からオランダのPSVを経て、2005-06シーズン開幕前にユナイテッドへ移籍。同クラブ史上初のアジア人選手だったため、その実力を疑問視する声もあったが、攻守にわたるハードワークと複数のポジションをこなせる高いユーティリティー性でチームに欠かせない選手として活躍し、加入当初の低評価を見事に覆した。
結局11-12シーズンにユナイテッドを離れるまでの7シーズンで、公式戦205試合に出場し、4度のプレミア制覇と07-08シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験するなど確固たる地位を築いた。
同紙はそんなパク・チソンを、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)や元フランス代表FWエリック・カントナというユナイテッド伝統のエースナンバー「7」を背負った歴代スーパースターとともに、ミッドフィールダーの1人として選出。運動量豊富なプレースタイルを評した「三つの肺を持つ男」という同氏のニックネームとともに、「ロナウドやカルロス・テベス、ウェイン・ルーニーらが目立っていた当時のチームのなかで、パク・チソンのことは忘れられがちだ。しかし、彼はビッグマッチでは欠くことのできない選手であり、サー・アレックス・ファーガソン監督は常に彼を頼りにしていた」とのコメントで、チームプレーヤーとして存在感を放った同氏の偉大なキャリアを称えている。
「デイリー・ミラー」が選出した、「マンU歴代外国人選手ベストイレブン」は以下のとおり。
ピーター・シュマイケル(GK/元デンマーク代表/1991~1999年)
ラファエル・ダ・シルバ(DF/元ブラジル代表/2008~2015年)
ネマニャ・ヴィディッチ(DF/元セルビア代表/2006~2014年)
ヤープ・スタム(DF/元オランダ代表/1998~2001年)
パトリス・エブラ(DF/元フランス代表/2006~2014年)
クリスティアーノ・ロナウド(FW/ポルトガル代表/2003~2009年)
ロイ・キーン(MF/元アイルランド代表/1993~2005年)
パク・チソン(MF/元韓国代表/2005~2012年)
エリック・カントナ(FW/元フランス代表/1992~1997年)
ルート・ファン・ニステルローイ(FW/元オランダ代表/2001~2006年)
オレ・グンナー・スールシャール(FW/元ノルウェー代表/1996~2007年)
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(FOOTBALL ZONE編集部)