名手シャビ、ACLプレーオフで悪夢のPK失敗! カタール強豪は本大会出場権逃す

アル・サッドが延長PKの末にアル・ジャジーラに敗れる

 2月9日に行なわれたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ。FC東京がタイのチョンブリFCに9-0で大勝して4年ぶりの本大会出場を決めたが、中東地区ではバルセロナの黄金期を支えた天才司令塔、元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスがまさかのPK失敗。現在所属するカタール強豪アル・サッドでの本大会出場権を逃すというドラマが起きた。

 シャビの所属するアル・サッドはACLプレーオフでアル・ジャジーラ(UAE)と対戦。キャプテンのシャビもスタメン出場し、中盤で試合のリズムを作っ て22分には相手のミスパスから先制点を奪った。しかし前半終了間際、ベガルタ仙台で活躍したアル・ジャジーラの背番号10、チアゴ・ネーヴィスのクロス から同点弾を許すと、後半に入って65分に直接FKで逆転を喫した。それでもアル・サッドは88分、最終ラインを抜け出したFWサンハジがこの日2点目と なるゴールで試合を振り出しに戻し、その直後にはPKを獲得。劇的な逆転勝利をものにしたかと思われたが、キッカーを務めたカタール代表FWハルファン・ イブラヒムは、これを失敗。本大会進出を決めることができなかった。

 

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