J1鳥栖の“破産危機”にスペインメディアも注目 「トーレス最後のクラブが…」
サガン鳥栖の経営難にスペインメディアが関心
J1のサガン鳥栖は、2019年度(19年2月~20年1月)収支決算で当期純損益20億1486万円の赤字となり、スペインメディア「VAVEL」は「フェルナンド・トーレスの最後のクラブが、結果を伴わなかった近年の決断のため破産の可能性」と報じている。
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鳥栖は18年度で5億8178万円の赤字を出したなか、19年度はさらに増加。2期連続の赤字となったうえ、その数字に驚きが広がった。スペインメディア「VAVEL」も「大きな経済危機の真っ只中にあるサガン鳥栖」と見出しを立てて報じている。
さらに「トーレスの最後のクラブが、近年の結果を伴わなかった決断のため破産の可能性」と言及。昨夏、鳥栖で現役から引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスを引き合いに出し、経営難に触れている。
「佐賀県のサッカークラブは数年前、スペインサッカー史上最高のストライカーの1人であるフェルナンド・トーレスと契約し、他の有名なスペイン人選手も加わって全員を驚かせた」
トーレスは18年夏にアトレティコ・マドリードから鳥栖に加入。スペインのビッグネーム加入に日本中が沸いた。注目度は飛躍的に高まったものの、経営は傾いていったようだ。
「鳥栖は、(アンドレス・)イニエスタや(ルーカス・)ポドルスキ、(ダビド・)ビジャ、(トーマス・)ヴェルマーレンなどを補強したヴィッセル神戸の流れを汲み、毎シーズン低迷するような流れを食い止め、日本のなかで重要なクラブになりたいと考えていたようだ。しかし、上手くいかなかった」
破綻危機とも報じられる鳥栖だが、スペインメディアも英雄が在籍したクラブの動向に関心を寄せていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)