元英代表FWルーニーが絶賛 マンU時代の「ポグバより優れていた」逸材とは?
元U-21イングランド代表モリソン、将来嘱望も素行不良でエリート街道から逸脱
ダービー・カウンティの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、マンチェスター・ユナイテッド時代に5度のプレミア制覇を経験するなど、数々の栄光を味わった。2004年から13シーズン在籍したユナイテッドでは、フランス代表MFポール・ポグバと同僚になった時期もあったが、そのポグバ以上の才能を持つ逸材がいたことを明かしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
ルーニーから才能を認められたのは、元U-21イングランド代表MFラヴェル・モリソンだ。2009年にユナイテッドの下部組織に入り、翌年にはトップデビューを飾るなど将来を嘱望された逸材だった。同世代にはポグバやイングランド代表MFジェシー・リンガードら現在のユナイテッドの主力選手もいたが、その中でも一目置かれていた。
しかし、同時に素行の悪さも目立ち、ピッチ外でのトラブルが多かったことからエリート街道を外れてしまう。ウェストハム時代には女性への暴行容疑で起訴されたこともある。
ユナイテッドでのプレーはわずか2シーズンで終わり、その後はウェストハムやバーミンガム、ラツィオ、メキシコのアトラスなど複数クラブを転々と渡り歩き、現在はシェフィールド・ユナイテッドからのレンタル移籍という形で英2部ミドルスブラに在籍している。
そんなモリソンについて、当時ユナイテッドの中心選手だったルーニーは英紙「サンデー・タイムズ」に寄稿したコラムの中で「才能豊かな選手だった」と振り返っている。
「彼は自信に満ちあふれていた。ある時の練習試合では(元セルビア代表DF)ネマニャ・ヴィディッチ相手に1分間で3回も股抜きしていたよ」
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