アッレグリ監督の恩師がメガオファーの存在を明かす

　ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、来季チェルシーの監督に就任する可能性が高まった。イタリア人指揮官の恩師が、ロマン・アブラモビッチ会長からのメガオファーを明らかにしたもの。イタリア地元ラジオ局「ラジオ・ラジオ」が報じている。

　現役時代にペスカーラなどでプレーしたアッレグリ氏を指導したジョバンニ・ガレオーネ元監督が、スタンフォード・ブリッジから届いたメガオファーについて明かしている。

「マックス（アッレグリ監督の愛称）はチェルシーに行くと思う。世界トップ5に入る指導者として、彼はユベントスを去る。イタリアに留まる理由などないだろう。彼はイングランドに行くことになる。なぜなら、ロマン・アブラモビッチからの提案は本当に素晴らしいから、だ」

　2014年1月に成績不振によりミランの監督を解任されたアッレグリ氏だが、昨季ユベントスの指揮官に就任。セリエA、コッパ・イタリアの二冠に加え、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝とイタリア王者で手腕を発揮した。そんな戦略家の元には、チェルシーの”石油王”アブラモビッチ会長から、最高級のオファーが届いているという。

　現在のチェルシーはフース・ヒディンク監督が指揮を執っているが、立場はあくまで暫定監督。ユベントスで現在リーグ14連勝中の名将が、来季プレミアリーグに挑戦することになるのだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images