C・ロナウドの“ターニングポイント”を元同僚指摘 「ネガティブな部分を全て消し去った」
元ユナイテッドDFネビル氏、2006年W杯後のロナウドの“変化”を明かす
かつてマンチェスター・ユナイテッドでキャプテンも務めた元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏が、同クラブで6年間ともにプレーしたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)に言及。2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)が同選手のターニングポイントだったと語っている。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
21歳でドイツW杯に出場したロナウドは、イングランドとの準々決勝のPK戦で最後のキッカーとして成功し、ポルトガルの4強入りに貢献。クラブに戻ると直後の2006-07シーズンに53試合で23ゴール、翌シーズンには49試合で42ゴールという目覚ましい活躍を見せた。
ネビル氏は、ロナウドが2009年にレアル・マドリードに移籍するまで、6年にわたりチームメイトとしてプレー。2006年W杯をきっかけに、ロナウドは精神的にもフィジカル面でも飛躍的な成長を遂げたと、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の番組「The Football Show」で語っている。
「あの2006-07シーズンの彼は息をのむほど素晴らしかった。闘志に燃え、餓えていた。2006年W杯のあとに始まったんだ。あのシーズンは、それまでの彼のネガティブな部分を全て消し去った」
「2006年W杯から戻ってきた彼の成熟度は変わっていた。彼の容貌、身体的特性が完全に変化していたんだ。以前は痩せていて、針金のようであまり強くなかったが、突然、スーパーミドル級ボクサーのように変貌を遂げた。素晴らしい力強さを備え、飛躍力、方向転換など、全てを兼ね備えたんだ。あの瞬間から、私は彼がものすごくスペシャルになると分かっていたよ」
今や世界屈指のゴールゲッターとして誰もが認める存在となったロナウド。そのキャリアの“転機”とも言えるポイントは2006年にあったようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)