中国の“爆買い”は払い過ぎ!? 冬の移籍「過払い金トップ10」をスイスの調査機関が発表

プレミア中位勢にも多い移籍金の過払い

 もう一人は、インテルから上海申花に移籍したコロンビア代表MFフレディ・グアリンで9位にランクイン。日本代表DF長友佑都の親友は1200万ユーロ(約16億円)で移籍したが、適正価格を410万ユーロ(約5億円)上回っているという。

 法外な金額を提示して欧州トップリーグのスター選手を引き抜くチャイナマネーとともに、トップ10には高額なテレビ放映権料で潤うプレミア勢が多く登場。ナポリがアタランタからU-21イタリア代表MFアルベルト・グラッシを獲得し7位にランクインした以外の6人は、プレミア中位勢による取引となった。

 過払い選手トップ10の顔ぶれと、算出された過払い金額は以下の通り。

1位 ジャクソン・マルティネス(A・マドリード→広州恒大) 2380万ユーロ/約31億円

2位 ラミレス(チェルシー→江蘇蘇寧) 1080万ユーロ/約14億円

3位 ルイス・グラッバン(ノーウィッチ→ボーンマス) 780万ユーロ/約10億円

4位 ティム・クロース(ヴォルフスブルク→ノーウィッチ) 750万ユーロ/約10億円

5位 アンドロス・タウンゼント(トットナム→ニューカッスル) 700万ユーロ/約9億円

6位 アブドゥライエ・ドゥクレ(レンヌ→ワトフォード) 510万ユーロ/約7億円

7位 アルベルト・グラッシ(アタランタ→ナポリ) 490万ユーロ/約6億円

8位 スティーブン・ナイスミス(エバートン→ノーウィッチ) 430万ユーロ/約6億円

9位 フレディ・グアリン(インテル→上海申花) 410万ユーロ/約5億円

10位 ラミネ・コネ(ロリアン→サンダーランド) 380万ユーロ/約5億円

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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