4シーズン後を見据えた驚異の「マンC強化戦略」 ペップの後任候補は…
クラブOBのヴィエラ氏を、早くも有力候補としてリストアップか
マンチェスター・シティはすでに、現在バイエルン・ミュンヘンを率いているジョゼップ・グアルディオラ監督の来季就任を発表しているが、ペップ政権の後任としてクラブOBの元フランス代表MFパトリック・ヴィエラ氏を有力候補として挙げていることが明らかになった。英地元紙「サンデー・エクスプレス」が報じている。
アーセナルで世界屈指のボランチと称されたヴィエラ氏は、2011年にシティで現役を引退。下部組織のコーチを務めた後、昨季リザーブリーグの監督に就任。そして今季から、姉妹クラブである米MLSニューヨーク・シティFCの新監督に就任した。
シティのフットボール部門のブライアン・マーウッド取締役は、「ヴィエラはある時点でマンチェスター・シティに復帰し、監督に就任することを祈っている。それが彼と我々の野心だ」と語った。
グアルディオラ監督はFCバルセロナを3年で退任し、現在のバイエルンも3年契約の満了に伴い、退任することが決まっている。3年サイクルで欧州トップクラブを転々とするスペイン人の名将の流儀から、シティはすでに「ポスト・ペップ」の人選を進めているという。
シティはバルセロナOBのフェラン・ソリアーノCEOとフットボールディレクターのチキ・ベギリスタイン氏の尽力で、グアルディオラ監督の招聘を成功させたが、ペップ政権後の人事を早くも進めているようだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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