アトレティコDFトリッピアー、賭博関与の疑惑で告発 FAは5月18日までに回答を要求
アトレティコ加入に際し、移籍金29億円に関する賭博の容疑
アトレティコ・マドリードのイングランド代表DFキーラン・トリッピアーが、自身の移籍に関する賭博に関与した疑いがあるとしてイングランドサッカー協会(FA)から告発された。本人は関与を否定している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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トリッピアーは2019年夏に4年間在籍したイングランドのトッテナムからスペインのアトレティコ・マドリードへ加入。この時の移籍金2170万ポンド(約29億円)に関する賭博の疑いがかかっているという。
FAは声明で「キーラン・トリッピアーはFAの賭博規則、E8(1)(a)項とE8(1)(b)項に違反したことで告発された」と発表。「E8(1)(a)」は直接あるいは間接的に賭博に関与すること、「E8(1)(b)」は関係者しか知り得ない情報を用いて賭博を行うことを定めたものとなっている。FAはトリッピアーに5月18日までに回答するように要求した。
これに対して、トリッピアーは賭博への関与を否定。すでにFAの調べにすべて応じているとして、潔白を主張している。
「僕は数カ月間、FAの調査に応じてきたし、今後もそうするつもりだ。僕はプロサッカー選手としてこれだけは明らかにしておきたい。サッカーに関する賭博に関与したことも、そこから利益を受けたことはない」
今年3月にはイングランド代表FWダニエル・スタリッジが賭博に関与したことで最終的にFAから4カ月間の出場停止と罰金処分を下されている。トリッピアーにも同等の処分が下される可能性もありそうだ。
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