長谷部誠、フランクフルトの“過去10年ベスト11”選出 地元紙「ベストプレーヤーの1人」
ドイツ地元紙がファン投票を実施 ボアテング、コスティッチらとともに選出
ドイツ・フランクフルトの地元紙「Usinger Anzeiger」が、過去10年間にフランクフルトに在籍した選手の中からベストイレブンを選ぶファン投票を実施したところ、元日本代表MF長谷部誠がミッドフィールダー部門で選出された。
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2010-11シーズンには2部降格も経験したフランクフルトだが、近年は17-18シーズンのDFBポカール優勝や翌18-19シーズンにおけるUEFAヨーロッパリーグ(EL)ベスト4進出など好成績を収めている。長谷部は14年7月にニュルンベルクから加入し、フランクフルトではこれまで公式戦200試合に出場。主力として近年、ドイツ国内のみならず欧州でも存在感を増しつつある同クラブを支えてきた。
昨シーズンまでは最終ラインで起用されることが多かった長谷部だが、今回の投票では中盤の選手としてノミネートされ、12人いた候補者の中からケビン=プリンス・ボアテング、セバスティアン・ローデ、フィリップ・コスティッチらとともにベストイレブンに名を連ねた。同紙では長谷部への得票率は発表されていないものの、「キープレーヤー」(アディ・ヒュッター)や「軍人」(ニコ・コバチ)といった新旧の指揮官による長谷部への評価を引用しつつ、「3バックのリベロとしてプレーする時に最も輝きを放つ選手であり、すでにフランクフルトで200試合プレーしている。チームのベストプレーヤーの1人として数えられるべき存在」と紹介されている。
今回の投票結果から、長谷部に対するフランクフルトサポーターの信頼度の高さが窺えるが、その一方で今年6月末で切れる同選手との契約はいまだに延長されていない。すでにフランクフルトでも不動の地位を築いたとも言える存在だけに、その去就は今夏の同クラブを巡る最大のニュースの一つとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)