吉田麻也は「すでにファンのお気に入り」 現地メディアが“理由”考察「感銘を与えている」
地元ジェノバの方言を学ぼうとする姿勢がファンの支持につながっていると分析
サンプドリアの日本代表DF吉田麻也は現在、サウサンプトンから期限付き移籍中となっている。現地メディアは「すでにファンのお気に入りとなった」と吉田を評し、その理由にも言及した。
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吉田は1月の移籍市場最終日に、プレミアリーグのサウサンプトンからセリエAのサンプドリアに期限付き移籍。現地時間3月8日のエラス・ヴェローナ戦で新天地デビューを果たしている。その後、リーグは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中断。現在も再開の見通しは立っていない。
そんななかでも、次のシーズンに向けての動向が徐々に報じられ始めている。先日にはサウジアラビアの強豪アル・ナスルが吉田の獲得調査を行っていると伝えられていたが、イタリア紙「ラ・レプッブリカ」は「吉田は1試合しかプレーしていないが、すでにファンのお気に入りとなった」として、現地で吉田が支持を集めつつある状況に言及した。
「吉田は1月の加入以降、ジェノバの方言を学ぶために力を注いできた。ヴェローナ戦後のインタビューでは英語といくつかのイタリア語を混ぜて答えていたが、ジェノバ語で発音しようと試みていた。これがサンプドリアのファンに感銘を与えている」
そして、ローカルな言語の習得を経て新天地に順応しようとする姿勢により、「サンプドリアのファンは完全移籍を声高に求めるようになった」とも伝えている。また、アル・ナスルからのオファー報道についても「彼の姿勢からは、短期滞在にしたくないという明確な意思が読み取れる。少なくとも現時点では、アラブへの移籍はまったく考えていないだろう」と考察していた。
こうした状況に、1月までプレーした英国のメディアも反応。英サッカーメディア「Sport Witness」は、「完全移籍に前向きな理由と、中東行きを断るプラン」と題して報じ、「契約最終年度を前にしており、サウサンプトンが完全移籍を拒む可能性は低いだろう」とした。新型コロナウイルスの影響で先の見えない状況が続いているが、すでに新天地のファンに認められている状況は、今後に向けて大きなプラスとなることだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)