冨安獲得へローマが秘策? 元ブラジル代表DFとの“トレード案”を現地指摘「差し出すつもり」
ローマは元ブラジル代表DFフアン・ジェズスをトレード要員に冨安を要求か
今季ボローニャに加入した日本代表DF冨安健洋は、セリエA初挑戦のシーズンに主力の座を勝ち取り、印象的な活躍を披露している。現在、名門ASローマへの移籍が浮上しているが、イタリアメディアは元セレソンDFとのトレードが実現する可能性を指摘している。
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2019年夏にベルギーのシント=トロイデンからボローニャに加入した冨安は、右サイドバック(SB)としてレギュラーの座を確保。現在新型コロナウイルスの感染拡大によりリーグは中断しているが、今季ここまでリーグ戦20試合に出場し、安定感のあるパフォーマンスで信頼を獲得している。
そんななか、冨安にはローマ移籍の噂が現地メディアで取り沙汰されている。名門クラブへのステップアップが急浮上しているが、イタリアメディア「トゥットメルカートウェブ・コム」は「冨安は常にペトラーキのリストにいる」と大々的に取り上げ、ローマのスポーツディレクター(SD)を務めるジャンルカ・ペトラーキ氏が熱視線を送っていると伝えている。
記事では、「ボローニャでSBを担う日本の冨安は、中断となっているシーズンの中で感銘を与えた。そして、多くのクラブを魅了している」と、冨安の評価がローマを含めたイタリア国内で急激に高まっていることを説明している。
また、「ボローニャは売却を望んではいないが、ローマはボローニャが関心を示していたフアン・ジェズスを差し出すつもりだ」と、冨安とのトレード要員として元ブラジル代表DFフアン・ジェズスを譲渡する可能性を指摘している。
ただ、冨安は21歳と若く、セリエA初年度の活躍で市場価格も高まっているため、ジェズスとのシンプルなトレードではボローニャも納得しない可能性が高い。金銭+ジェズスのような形が、現実的な条件となるのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)