元英代表FWオーウェン、古巣リバプールの“最も不可欠な選手”指摘 「誰かと聞かれれば…」

元英代表FWオーウェン(右)がファン・ダイクを絶賛【写真:Getty Images】
元英代表FWオーウェン(右)がファン・ダイクを絶賛【写真:Getty Images】

守備陣の要を務めるファン・ダイクが「最も頼られている」と語る

 元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏が、古巣リバプールにとって最も必要不可欠な選手は最終ラインを支えるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクだと語った。主将のイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンや強力3トップを差し置き、28歳のセンターバックの影響力の高さを最重要と感じているようだ。

 オーウェン氏は米スポーツ専門局「ESPN」英国版のインタビューに応じた。そこで古巣リバプールで最も価値のある選手について問われると、次のように持論を展開した。

「最も重要な選手? 前線の3人は当然多くヘッドラインを飾っている。2人のサイドバックも何度もヘッドラインを飾っている。彼らはアメージングだ。おそらくヘッドラインになる回数が最も少ないのは中盤、3人のミッドフィールダーたちだろう。だが、今では多くの人がジョーダン・ヘンダーソンはチームに非常大きな影響を与えていると考え始めている。私もそれに同意する」

 リバプールは各ポジションに多くのタレントを擁している。昨季揃ってプレミアリーグ得点王を獲得したエジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネの2人にブラジル代表FWロベルト・フィルミーノを加えた3トップをはじめ、スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンとイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの両サイドバックや、主将のイングランド代表MFヘンダーソンなどをオーウェン氏も高く評価しているようだ。

 そのうえで、オーウェン氏はユルゲン・クロップ監督のチームで最も重要な存在には守備陣から頼れるセンターバックの名前を挙げている。

「リバプールで最も頼られていて、シーズンを通してなくてはならないのは誰かと聞かれれば、私はファン・ダイクと答えるだろう」

 ファン・ダイクは2018年1月にサウサンプトンからリバプールに移籍後、すぐさまレギュラーに定着。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献し、2019年度のバロンドール投票ではバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに次ぐ2位に入った。今や世界最高のセンターバックとの呼び声も高いだけに、リバプールにとって最も必要不可欠という意見にも多くのファンが納得するはずだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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