元英国代表DF、“スペイン解任”を教訓に奨励 「選手や指導者は海外へ行くべき」

バレンシア監督時代のギャリー・ネビル氏【写真:Getty Images】
バレンシア監督時代のギャリー・ネビル氏【写真:Getty Images】

元ユナイテッドDFネビル氏、バレンシア4カ月解任も「驚くべきものだった」

 かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏は、自身が監督を務め、わずか4カ月で解任となったバレンシアでの経験を「驚くべきものだった」と振り返り、選手や指導者らは海外を経験するべきだと語った。英紙「デイリー・メール」が伝えている。

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 ユナイテッドのユース出身のネビル氏は、19年のプロキャリアを“赤い悪魔”一筋で過ごした。1992年にトップチームデビューを飾ったアカデミーの選手たち“92年組”の1人で、サー・アレックス・ファーガソン元監督の下、1999年には3冠(プレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ、FA杯)を達成。ユナイテッドの黄金時代を支えた。

 2011年の引退後、イングランド代表でアシスタントコーチを務めていたネビル氏だが、15年12月にラ・リーガのバレンシアからのオファーを受け、監督に就任した。ところが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では9試合未勝利だったことに加え、宿敵バルセロナとのアウェー戦では0-7の完敗。12年3月に解任され、バレンシアを最後にネビル氏は一度もチームを率いていない。

 そんな苦い思いをしたバレンシアだったが、このわずかな期間にも“学び”があったという。ネビル氏は解説を務める英衛星放送「スカイ・スポーツ」で、「バレンシアに4カ月行ったが、上手くいかなかった。でも良い教訓になった。自分探しという意味では、その前の14年間より多くのものをあの4カ月の経験から学んだ」とコメントしている。

 そして、「若いイングランド選手は皆、海外へ行くべきだと思う。海外で、違う経験をするべき。私はサッカーにおいては実質、マンチェスターの外に出たことはない」と述べ、「バレンシアは驚くべき経験だった。選手や指導者はもっと世界を経験するべきだ」と続けており、海外挑戦を薦めていた。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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