“FKキッカー本田”の覚醒を待ち望むミラン番記者 「もっと蹴ってほしい」

勝利を逃したウディネーゼ戦の本田は「マシな選手の一人」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、7日の本拠地ウディネーゼ戦で公式戦10試合連続となる先発出場を果たした。1-1のドローに終わった試合で、本田は直接FKの場面でFWマリオ・バロテッリにキッカーを譲るシーンもあり蹴らなかったが、地元のミラン番記者は「キッカー本田」の復活を待望する声を上げている。

 決定機を生かせず、今季2度目のリーグ3連勝を逃したミラン。フル出場を果たした本田は最低限のプレーを披露したと、地元テレビ局「7ゴールドTV」のパオロ・ヴィンチ記者は語っている。

「本田は悪くなかったが、特別に素晴らしいプレーもなかった。もっと決定的なプレーに期待したい。課題はあるが、マシな選手の一人だった」

 ゲーム終盤に見せた惜しいクロス以外に、目につくようなプレーはなかったが、本田はミランのなかで「マシ」なパフォーマンスだったという。そして「今日は6点」と、及第点と言える採点を与えている。

 ヴィンチ記者は黒子役として攻守に奮闘する本田に対し、ピッチ上でのさらなる自己主張を求めている。

「バロテッリは左のFKも蹴った。もっと本田にFKを蹴ってほしかった。そのうち半分は蹴ってもいいと思った」

 

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