冨安健洋、ローマ関心報道にベルギーメディア注目 高評価の“理由”分析「多才さを発揮」
センターバックだけでなくサイドバックでも活躍中 「戦術的柔軟性が大好物」
ボローニャの日本代表DF冨安健洋に、名門ローマ移籍の噂が浮上している。イタリアメディアによる報道を受け、昨季までプレーしたベルギーのメディアも反応。「イタリア人は戦術的柔軟性が大好物」と高評価の理由を分析している。
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2019年夏にベルギーのシント=トロイデンからボローニャに加入した冨安は、右サイドバックとしてレギュラーの座を確保。今季ここまでリーグ戦20試合に出場し、安定感のあるパフォーマンスで信頼を獲得している。
現在は新型コロナウイルスの感染拡大によって公式戦が中断されているが、来季に向けた移籍の噂が徐々に出回り始めている。そんななか、イタリア地元紙「イル・テンポ」は、ローマが冨安の獲得に向けて動いていると報じた。
かつて元日本代表MF中田英寿氏も所属した名門からの関心に、冨安が昨季までプレーしたベルギーのメディアも注目。ベルギーメディア「voetbalnieuws」は「まだ21歳の日本人は、センターバックではなくサイドバックとして起用されているにもかかわらず、ここまで印象的なシーズンを過ごしている。右サイドバックとして、ベルギーでも見せていた多才さを発揮している」と現状を伝えたうえで、次のようにローマ移籍報道に言及している。
「イタリア人は戦術的柔軟性が大好物だ。ローマのパウロ・フォンセカ監督は冨安をとても気に入っており、来季の補強として狙いを定めているようだ。イタリアでのわずか1年で、冨安の市場価値は1350万ユーロ(約16億円)まで上昇した。ローマは喜んでその額を交渉のテーブルに乗せるだろう」
ベルギーで高い能力を見せつけ、イタリアに渡ってからも堅実に実績を積み重ねてきた冨安。さらなるステップアップを遂げるのか、今後の動向に注目したい。
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(FOOTBALL ZONE編集部)