好調ミランを牽引する本田は「一歩後退」 伊紙が失点場面でのミスを指摘

3連勝を逃したウディネーゼ戦 各紙とも平均点以下の採点に

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、7日に行われた本拠地ウディネーゼ戦で公式戦10試合連続となる先発出場を果たした。1-1のドローに終わった試合で好調ミランを攻守に牽引してきた本田は、地元メディアから「一歩後退」と評価されている。前半17分の失点に絡んだことによるチーム最低タイの厳しい評価と、平均点が混在している。

 「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、チームで二番目に高い6点の評価を与えた。寸評では「一歩後退した。攻撃的な位置に入るロッソネーラのMFにしてはポジションが高過ぎて、難しくなっていた。後半ポジションとクロスを取り戻した」と書かれている。2連勝を飾ったミランで攻守に貢献した本田だが、この日の前半は存在感を発揮できなかったと指摘されている。

 最高点はDFロマニョーリとMFモントリーボの6.5点。最低点はFWボアテングの5点だった。

 「コリエレ・デロ・スポルト」紙は、本田に5.5点を与えた。FWバロテッリの5点という最低評価に次ぐ、低い評価だった。寸評では、失点シーンでのミスが指摘されている。

「アルメロとのコンタクトで(マークを)見失い、不意に背後でゴールを許してしまった」

 昨季ミランで同僚だったコロンビア代表DFパブロ・アルメロにサイド突破を許したことが、失点の一因になったと断罪された。

 

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