“芸術家”デル・ピエロ、最も頼りになった同僚を厳選 悩み抜いた末に「あえて言うなら…」
デル・ピエロが「最も頼りになったチームメート」を選出 「1人を選ぶのは凄く難しい」
元イタリア代表の“ファンタジスタ”、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏がインスタグラムのライブに登場し、現役時代のことを話している。そのなかで、最も頼りになったチームメートについてサッカー史に残る天才司令塔の名前を挙げた。
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デル・ピエロは若くしてイタリアの名門ユベントスに加入すると、卓越したテクニックで人々の心を掴んだ。特に左45度付近からのシュートは芸術的で、このエリアは“デル・ピエロ・ゾーン”とも呼ばれた。セットプレーでも正確なキックでゴールを決めた一方で、年齢を重ねてからはよりストライカー色が強くなったのも特徴だった。
そのなかで、デル・ピエロは現役時代の印象的だったゴールに2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の準決勝、延長戦で決めた一撃を挙げた。この時、イタリアは2-1で地元ドイツをリードして迎えた場面だっただけに、決勝進出へのゴールを完全に決定づけるものになった。
一方で、思い出深いものにユベントスがレアル・マドリードを敵地で破ったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のゲームのことを挙げた。この時はデル・ピエロが芸術的なフリーキックを決めた試合で、交代の時にスタンディングオベーションが起こったことを印象的だったと話している。
多くの盟友とプレーしたデル・ピエロだけに、「最も頼りになったチームメートは?」という問いには、多くの名前を挙げながら迷いを見せた。その上で、1人の選手に決断している。
「19歳からユベントスでプレーしたけど、ロベルト・バッジョにジャンルカ・ヴィアリがいた。ジネディーヌ・ジダン、クリスチャン・ヴィエリもフィリッポ・インザーギもいて、ダビド・トレセゲやアレン・ボクシッチとも一緒に良いプレーができたね。GKで言えば、アンジェロ・ペルッツィもジャンルイジ・ブッフォンも素晴らしいよ。1人を選ぶのは凄く難しいけど、あえて言うならジダンだね。彼とは5年くらい一緒にプレーできてその後にレアルに行ってしまったけど、まさに王様というタレント性を見せつけられたよ」