元伊代表MF、バルサ移籍目前の過去告白 「俺はメッシとロナウドの次にベストだった」
2010-11シーズンに18得点を挙げたG・ロッシ、バルサから関心も条件がまとまらず破談
元イタリア代表FWジュゼッペ・ロッシが、スペインの名門バルセロナ移籍が目前だった過去を明かしている。スペイン紙「マルカ」が伝えた。
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現在33歳のロッシは、2008年には北京五輪で得点王(4ゴール)になるなど若き日から点取り屋として名を馳せた。特に07~13年に所属したスペインのビジャレアルではエースとして躍動し、イタリア代表にもコンスタントに選出されてきた。
しかし、彼を悩ませたのが膝の負傷だった。2011年に右膝前十字靭帯を損傷すると、翌年にも同箇所を痛め、計1年以上の治療とリハビリを余儀なくされた。その後、母国のフィオレンティーナで復活したものの、14年は開幕前に膝を負傷して全休。さらに16年4月には再び膝の靭帯を断裂するという悪夢に見舞われた。17~18年はジェノアに所属し、現在は米MLS(メジャーリーグサッカー)のレアル・ソルトレイクでプレーしている。
そんなロッシが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」に対し、2011年のビジャレアル時代にバルセロナ加入のチャンスがあったと明かした。
「ビジャレアルでの2010-11シーズン(36試合で18ゴールを記録)は最高に素晴らしかった。私は(アルゼンチン代表FWリオネル・)メッシと(ポルトガル代表FW)クリスティアーノ・ロナウドの次にベストで、バルセロナから関心を持たれていた。契約もまとまっていたが、支払いに関してクラブ間で合意できなかったんだ。ビジャレアルはボーナスよりも固定給のほうを多くしたかったが、バルセロナはその逆だった」
そして、ロッシは「バルセロナは、ビジャレアルの求めるものを理解すると、すぐにターゲットを変えてしまった。だから、俺は移籍しなかったんだ」と続けた。
もしバルセロナ移籍が実現していたら、ロッシのキャリアはまた違ったものになっていただろう。