殊勲の決勝弾を決めたサウサンプトン吉田 退場処分の同僚に求めた”お返し”とは?
後半は数的不利に陥るも、吉田の今季リーグ初得点でウェストハムに勝利
サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は6日のウェストハム戦で決勝ゴールを挙げて、チームの勝利に大きく貢献した。この試合では後半にケニア代表MFビクター・ワニヤマが危険なタックルでレッドカードを受け、チームは数的不利な状況に追い込まれたが、虎の子の1点を守り切った。日本代表の守備の要は退場処分の同僚を擁護したが、同時にある“お返し”を要求していた。英地元紙「デイリー・スター」が報じている。
吉田はこの試合、リーグ戦では昨年12月12日のクリスタル・パレス戦以来、9試合ぶりとなる先発出場。前半9分にゴール前まで攻め上がり、ワニヤマのアシストから右足で決勝点となる一撃を決めた。今季のリーグ戦初ゴールがチームに白星をもたらした。
後半には吉田の得点をお膳立てした中盤の要ワニヤマが、ウェストハムMFディミトリ・パイェへの強烈なタックルで一発退場となってしまい、1人少ない状況での戦いを強いられた。
「ビクターの退場で、残り20分はとてもタフなものだった。でも、僕らは素晴らしチームスピリットを持って戦い、勝ち点3を手にした」
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