新型コロナ余波で“市場価格”暴落 メッシ、33億円減…C・ロナウドはトップ25圏外
新型コロナ後の市場価格トップ25…1位はムバッペで216億円
英紙「ザ・サン」が、新型コロナウイルス後の市場価格ランキングトップ25を発表。バルセロナのレジェンドであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、コロナ前から2520万ポンド(約33億5000万円)減の1億80万ポンド(約134億円)の9位で、メッシと並び現代サッカーの二大巨塔とされるユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは圏外となった。
新型コロナウイルスのパンデミックでシーズンが中断するなどし、各国のサッカークラブは経済的ダメージを受けている。ドイツ移籍専門サイト「トランスファーマルクト」のランキングでは、新型コロナにより全選手の価格が下落。唯一30代でランクインしたメッシも新型コロナ前の1億2600万ポンド(約168億円)から大幅に金額が下がっている。
トップに輝いたのは、21歳にしてすでにワールドカップ優勝を経験しているパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表キリアン・ムバッペ。ただ、新型コロナ前の1億8000万ポンド(約240億円)からは10パーセント減の1億6200万ポンド(約216億円)という結果となった。
2位で並んだのは、マンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングとPSGのブラジル代表FWネイマールで、市場価格は1億4400万ポンド(約192億円)から1億1520万円(約153億円)に下がっている。
1億800万ポンド(約144億円)の4位にはプレミアリーグの4選手が肩を並べ、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネ、マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ。
ドルトムントの20歳神童、イングランド代表MFジェイドン・サンチョが1億530万ポンド(約140億円)で8位、メッシが9位に続き、10位はリバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドで8910万ポンド(約119億円)。C・ロナウドはトップ25に入らなかった。