中国の”爆買い”にNO! イタリア代表FWがキャリアを優先し巨額オファーを拒否

サウサンプトンのFWペッレがプレミア残留を決断

 日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンのイタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレが、中国移籍を断っていたことが分かった。巨額の移籍金による”爆買い”で有名選手が次々と中国に向かう一方、チェルシーのブラジル代表MFオスカル、ワトフォードのナイジェリア代表FWオディオン・イガロに続く中国移籍拒否だった。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。

 現在30歳のペッレには、中国1部の複数クラブからオファーが届いたという。だが、遅咲きでイタリア代表として国際舞台に参加した経験のないストライカーは、今年夏の欧州選手権フランス大会のメンバー入りを目指しており、シーズン途中の中国移籍はメンバー漏れのリスクがあるため拒否したという。

 ペッレはサウサンプトンとの契約が1年半残っていたが、クラブが今冬の移籍市場で昨季降格したQPRで18得点を挙げ、得点ランキング4位と孤軍奮闘したFWチャーリー・オースティンを獲得しており、その去就が注目されていた。

 

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