浦和DF岩波、無観客での再開プランに独自見解 「試合で何かを伝えられることも一つの案」
今後は選手同士が話し合い動画を公開する企画も検討中
サポーターのいる環境でプレーできるのが望ましいということは前提に、映像であっても試合を見てもらうことで何かを伝えられるかもしれないという思いや、その意義についても考えていると話す。2月下旬を最後に公式戦はすでに約2カ月間ストップしている状況で、今後については早くても6月の再開だろうという説も挙がるなかで、1日でも早くJリーグが人々に活力を与えるという存在意義もある。
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岩波は中断期間、2006年に浦和がリーグ優勝を決めたガンバ大阪との試合など過去のゲームも見たという。
「今いるスタッフもたくさんいるけど、みんなが若いのが面白かった。ああいう舞台でプレーしているのがレッズらしいと思うし、優勝したシーズンの試合だったけど、あの試合のベンチメンバーを見ても凄い選手が並んでいたと思う。優勝争いの舞台こそがサポーターが求めている場所だと思う」
浦和は今後、選手同士が話す様子を公開する企画も検討中で、岩波は「その時にはもう少しくだけた姿も見せたい」とわずかに笑顔も見せた。自粛の日々を送っているのはJリーガーも例外ではないが、少しでも人々に元気を与えられる方法はないかと模索している。