バルサ・PSG・インテルでストライカー“玉突き移籍”発生? 思惑交差の複雑トライアングル

バルセロナ、インテル、PSGの3クラブで玉突き移籍が勃発か【写真:Getty Images】
バルセロナ、インテル、PSGの3クラブで玉突き移籍が勃発か【写真:Getty Images】

強豪クラブのストライカー去就に注目…PSGはイカルディを完全移籍で獲得か

 スペイン、イタリア、フランスの強豪クラブで、今夏の移籍市場においてストライカーたちの“連鎖移籍”が発生する可能性があると、フランス紙「レキップ」が指摘している。

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 このストライカーたちが所属するのは、スペインはバルセロナ、イタリアはインテル、フランスはパリ・サンジェルマン(PSG)と強豪クラブが勢ぞろいしている。同紙によると、それぞれのクラブの動きのなかでバルセロナがインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスを狙うことが引き金になっているという。

 インテルとしてはラウタロの引き抜きを受けた場合に、PSGからウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの獲得を狙う可能性が高いという。そこには、インテルからPSGに期限付き移籍しているアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの完全移籍にPSGが7000万ユーロ(約84億円)を支払う意志があることで、インテルは今季終了後に契約の切れるカバーニに好条件を提示する用意があるとした。

 これによって、この3クラブの間でストライカーたちが複雑に動く連鎖移籍が発生する可能性が高いという。そのうえで、PSGとバルセロナの間ではブラジル代表FWネイマールをバルセロナが買い戻す可能性も指摘されている。

 現在の構図ではバルセロナは選手を獲得するのみで、インテルとPSGには加入と放出が絡んでいる。しかし、バルセロナでもフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの去就の不透明さが報じられ、母国のPSGも移籍先の候補とされるだけに、この3クラブによる複雑な関係は注目されることになりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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