「犯罪者扱いされているが…」 マラドーナ、“友人”ロナウジーニョにエール「救わなければ」
「彼にとっての唯一のミスは、“アイドル”となってしまったこと」と現状を慮る
世界中が新型コロナウイルス感染拡大に揺れるなか、南米パラグアイの地で“勾留生活”が続いているのは元ブラジル代表MFロナウジーニョだ。代理人の兄アシス氏とともに偽造パスポート問題で逮捕され、保釈された現在は豪華ホテルで生活しているが、この現状に対して元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナがエールを送ったとスペイン紙「マルカ」が報じている。
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同紙はパラグアイメディア「エル・ディア」に対してマラドーナが語ったコメントを引用する形で紹介。「ロナウジーニョの身に起こっていることは、私にとってとても悲しいことなんだ」と話し、このように続けている。
「彼は犯罪者扱いされているが、ただただ仕事に行っただけだ。彼にとっての唯一のミスは、“アイドル”となってしまったことだけのように見える。彼は私の友達なわけだし、死の淵から救ってあげなければならないよな」
現役時代、そして引退後も数々の騒動を起こしてきたマラドーナだけに、ロナウジーニョの今の境遇について同情する面も多いようだ。
それとともにマラドーナはパンデミック状態にある新型コロナウイルスについても「経済はこれまでと同じようにはならないだろう。リーダーはそれを乗り越えるため、懸命に頑張ってもらわないと困る。とはいえAFA(アルゼンチンサッカー連盟)には素晴らしいトップがいる。彼らが最良の決定を下すはずだ」と、世界的な苦境を乗り越えることを望み、母国サッカー界を慮っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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