「包囲網の中を散歩」 マンUエース、レアル守備陣粉砕の“3人抜きドリブル突破”に再脚光
ユナイテッドFWマルシアルがレアルを相手に披露した華麗なドリブルからのアシストに注目
新型コロナウイルスの影響でプレミアリーグを含む各国のリーグが中断を余儀なくされている。そんななか、海外メディアは3年前にマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表FWアンソニー・マルシアルがレアル・マドリードを相手に披露した華麗なドリブル突破からのアシストに再び脚光を当てている。
中国・武漢で発生した新型コロナウイルスが世界で猛威を振るっており、イギリス国内の感染者は14万人を超えている。プレミアは無期延期の措置を取り、再開の目処は立っていない。ユナイテッドはリーグ第29節でマンチェスター・シティとのダービーマッチを2-0で制し、勢いに乗ったなかでの中断となった。
そんななか、米スポーツ専門局「ESPN」公式インスタグラムは「マルシアルはレアルの守備包囲網の中を散歩」と文章を添え、3年前にマルシアルがレアルを相手に披露したドリブル突破からのアシストに再び脚光を当てている。
ユナイテッドは2007年7月に行われたプレシーズンのインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)でレアルと対戦し、1-1で迎えたPK戦の末に勝利した。0-0で迎えた前半45分、左サイドでボールを持ったマルシアルは3人の守備陣に囲まれるも、軽快なステップワークで次々とかわし、最後はラストパスでイングランド代表FWジェシー・リンガードの先制点をお膳立てした。
直近のリーグ戦であるシティ戦でも貴重な先制点を決め、今季公式戦16ゴールを記録し、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードと並んでエースの一角を背負っているマルシアル。24歳とまだ若いことから、ユナイテッドの未来を担う重要な存在であることは間違いないだろう。
page1 page2