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闘莉王は日本で「輝きを放ち続けた」 “闘将”のキャリアをブラジルメディア称賛
39歳の誕生日を迎えた闘莉王に注目 ボタフォゴ移籍寸前に迫った過去にも触れる
昨季限りで現役を引退した元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が、24日に39歳の誕生日を迎えた。ブラジルメディアでは誕生日を記念して特集。「日本サッカー界最高のDFの1人となったブラジルの保安官」と輝かしいキャリアを称賛し、2010年南アフリカ・ワールドカップ後に「ボタフォゴに移籍寸前だった」と振り返っている。
昨年限りでスパイクを脱ぎ、故郷のサンパウロ州パルメイラ・ド・オエシチに戻った闘莉王氏。39歳の誕生日を記念して、ブラジルサッカー専門メディア「フッチボウ・ナ・ベイア」が「マルクス・トゥーリオ・タナカ サムライブルーの保安官」と特集している。
ブラジル生まれの日系三世の闘将は2003年に日本国籍を取得したが、記事では「日本サッカー界最高のDFの1人となったブラジルの保安官」と称賛。クラブでのキャリアも紹介している。浦和レッズ時代の2006年のJ1優勝とMVP、2007年のAFCチャンピオンズリーグ初優勝というキャリアに注目。「マルクス・トゥーリオと浦和レッズは輝きを放ち続けた」と評価。2010年の名古屋のJ1初優勝に貢献したことも紹介していた。
そして、日本代表では16強進出に成功した2010年ワールドカップで4試合出場した実績も紹介したうえで、「ワールドカップに出場後、ディフェンダーはボタフォゴと契約寸前だった。だが、この時は名古屋グランパスとの契約を遵守した」と報じている。
元日本代表MF本田圭佑が所属するボタフォゴに移籍寸前だった経緯も紹介。ブラジルでプロとして活動することはなかった闘将だが、DF登録選手ながらリーグ戦100ゴール突破を記録するなど、様々な金字塔を残した。
公式YouTube「闘莉王TV」とともにインスタグラムもスタートしたことも、話題を呼んでいる闘莉王氏。39歳の誕生日、母国メディアもその華麗なキャリアを改めて称えていた。