ついにモウリーニョが口を開いた! 新天地はマンUか、それとも…

「レアル時代は年に4試合だけ」

「私は競争が必要だということを常々口にしてきた。スペインで指揮していた時、(CLやカップ戦を含めて)毎週試合があるわけだが、実際には年に4試合しかなかった。内訳はレアル・マドリード対バルセロナ、バルセロナ対レアル・マドリードさ。その他の試合では4-0、5-0、4-1、6-1のスコアで勝ち星を挙げてきたわけだからね。2匹のモンスターが同じ檻に入れられているのだから、頂点を勝ち取るのは一筋縄ではいかない。しかし、それ以外の試合で勝つのは容易だったんだ。

 実際に勝ち点100で優勝し、勝ち点91で優勝を逃す世界だったからね。しかし、イングランドでは勝ち点75でリーグ制覇を狙える。これこそが、私の望む競争なんだ」

 今季のプレミアは終盤に差しかかった段階でも、中堅クラブのレスターが首位を快走する波乱の展開となっており、上位陣は1試合の結果で順位が入れ替わる拮抗した戦いが続いている。それこそが”勝負師”モウリーニョ氏の求めている競争であり、「すぐに現場に戻る準備はできている」と宣言した通り、プレミアの舞台ですぐにその姿を見ることができるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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