バルサ、“構想外MF”を一転して戦力化? 指揮官が称賛…“最大の補強計画”となるか

バルセロナのキケ・セティエン監督【写真:Getty Images】
バルセロナのキケ・セティエン監督【写真:Getty Images】

セティエン監督がバイエルンに期限付き移籍中のコウチーニョについて言及

 バルセロナは2020年、エルネスト・バルベルデ前監督からキケ・セティエン監督へと体制を変更したなか、新型コロナウイルスの感染拡大によってリーガ・エスパニョーラ中断の時を送っている。セティエン監督は地元ラジオ局「RAC1」に出演し、ほぼ構想外と見られていたブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(バイエルン)の来季以降の“戦力化”に意欲を示しているとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

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 コウチーニョは2018年1月の移籍市場でリバプールからバルサへと加入。2シーズンで公式戦21ゴールを挙げたもののファンからの信任を得られず、2019-20シーズンにバイエルンへと買い取りオプション付きの期限付き移籍を果たした。ただバイエルンもこの買い取りオプションに積極的ではなく、パンデミックが発生する前に既定路線になっていたのは、チェルシーやアーセナルなどプレミアリーグへの復帰だと言われていた。

 しかしセティエン監督は「彼はとても良い選手だし、私としても彼が本当に好みだ」と語っており、コウチーニョを戦力として見立てているようだ。その解決策として考えているのは、コウチーニョの中盤起用だと同紙は指摘。バルベルデ前監督体制では左サイドの“偽ウインガー”として起用されていたものの、コウチーニョの適性にハマらなかった経緯がある。

 そこでセティエン監督はブラジル代表MFアルトゥールやオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツらと組み合わせることで攻撃性能を伸ばせないかと考えているようだ。

 その一方、コウチーニョがバルセロナで出場100試合未満のまま他クラブに移籍した場合、リバプールに2000万ユーロ(約23億2000万円)を払わなければならない条件がある。コロナ禍による収入減少や移籍市場の冷え込み、そして現在74試合出場ということを踏まえると、コウチーニョ再生プランは新シーズンを迎えるにあたっての“バルサ最大の補強計画”となるのかもしれない。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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