香川は長友、本田らとセリエAでプレーすることになるのか

　マンチェスター・Uの日本代表MF香川真司がユベントスのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル獲得の交換要員となる可能性が急浮上した。英地元紙インディペンデントが「ビダルがマンUへ。シンジ　カガワかハビエル　エルナンデスがユベントスに提案される可能性も」と見出しで報じている。

　マンUは中盤のユーティリティープレイヤーであるビダル獲得に動いているが、ビダルに負傷の懸念が存在するために金銭面のみでのクラブ間合意が困難になっているという。

　そこでルイス・ファンハール政権下のリーグ戦で未だ出場機会のない香川がユベントスの要求する4000万ユーロという巨額移籍金軽減のために、トレード要員となる可能性が急浮上しているという。マンチェスターUはレアル・マドリードからアルゼンチン代表MFアンヘル・ディマリアを英国史上最高額の移籍金で獲得している。香川以外にも、メキシコ代表FWハビエル・エルナンデスもビダル獲得の交換要員となる可能性があるという。

　今季スポルティング・リスボンからアルゼンチン代表DFマルコス・ロホ獲得時には、ポルトガル代表FWナニが交換要員として放出された経緯がある。香川は26日のリーグカップ、MKドンズ戦で今季公式戦初先発を飾りながらも、接触プレーで顔面を強打し、前半20分でピッチを去った。軽度の脳震とうとクラブ側が見解を示している不運な日本人プレーメーカーはインテル長友佑都、ACミラン本田圭佑のいるイタリアに足を向けるのか。去就が注目される。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web