リバプールOB、チェルシー移籍によるトーレスの“低空飛行”に見解 「驚きはなかった」
リバプールで同僚だったキャラガーは、トーレスは「見る影もなくなっていた」と言及
リバプールOBである元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は2007-08シーズンから4年間、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスとチームメイトだった。“神の子”がチェルシーへ移籍した2011年に関して、「チェルシーでトーレスが上手くいかなかったことに驚きを感じなかった」と自身の見解を明かしている。英紙「メトロ」が報じた。
2007年にアトレティコ・マドリードからリバプール入りしたトーレスは、初年度から24ゴールを記録。09-10シーズンまで3年連続で二桁得点を挙げ、世界的に高い評価を得た。そして、2011年1月に推定5000万ポンド(現在のレートで約66億5000万円)の移籍金で電撃移籍をしている。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」の番組「OFF SCRIPT」に出演したキャラガー氏は「トーレスのチェルシー移籍にどう反応したのか」と問われると、「信じられなかったよ。チェルシーを騙していたことは分かっていた」と答えている。
「トーレスと一緒にプレーしていたが、最後の12カ月間は見る影もなくなっていた。それまでのリバプールでの18カ月間は、彼は世界最高のストライカーだったと思う」
キャラガー氏は「トーレスがいなくなったことは残念だった」と胸中を明かしつつ、チェルシーで苦しむことは予想できていたという。
「彼が(ベストの時と)同じ選手になることはないとみんな分っていたと思う。だからこそ、私たち(リバプール)が5000万ポンドを手に入れられたのは信じられなかった。その後、3500万ポンドで(元イングランド代表FW)アンディ・キャロルを買うことで、おそらく似たようなことを自分たちでやってしまったけどね。ただ、(ウルグアイ代表FW)ルイス・スアレスをそのなかから手に入れることができた。トーレスが移籍したお金で、2人のストライカーを手に入れたんだ。まあ、トーレスがチェルシーで上手くいかなかったことに、まったく驚きを感じなかったね」
結果的にリバプールでの輝きを失い、苦しいシーズンが続くことになったトーレス。元同僚たちはこうなる未来を予測できていたようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)