トッテナムのベルギー代表DF、今夏移籍を示唆 「スペインとイタリアは選択肢」と注目発言
6月末で契約満了のフェルトンゲンが去就に言及 「スパーズかもしれないし…」
トッテナムに所属するベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンは、今夏の移籍市場でイングランドを離れることになるかもしれない。同選手は6月末で満了となるクラブとの契約に触れ、他国でのプレーへの興味を覗かせている。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
2012年にアヤックスから加入したフェルトンゲンは、これまでトッテナムで公式戦通算300試合以上を戦ってきた。同じくベルギー代表のDFトビー・アルデルヴァイレルトが2019年12月にクラブと契約を更新した一方で、33歳のフェルトンゲンは、契約延長に応じていない。
ジョゼ・モウリーニョ監督は、フェルトンゲンがアルデルヴァイレルトと同様に、契約を延長することを望んでいるというが、他クラブからの関心を認め、新たな言語を学びたいと注目の発言をしている。
ベルギーメディア「Play Sports Kot」に対し、フェルトンゲンは「僕は正しいクラブと契約を結びたい。それはスパーズ(トッテナムの愛称)かもしれないし、別のクラブかもしれない。野心のあるクラブだ。ただ、ヨーロッパでプレーしたい。代表は僕にとって重要なものだから」と、今後の去就における希望を述べた。
さらにフェルトンゲンは「ヨーロッパでプレーしながら、新たな言語を学びたい。スペインとイタリアは選択肢だ。それに契約期間も重要になってくるね」と、具体的な国名を上げながら、他国でのプレーにも言及している。
ベルギー代表として118キャップを数えるフェルトンゲンの移籍には、新型コロナウイルスの影響が出てくるかもしれない。現在、試合が中断していることから、クラブはチケット収入や放送権収入を得ることができていない。そのため、多くのクラブが移籍市場では思うように動けないことが予想される。
そのなかでフェルトンゲンは、6月30日にトッテナムとの契約が満了するため、移籍金ゼロ円で他クラブへ移ることができる。
「おかしな話に聞こえるかもしれないが、新型コロナウイルスの蔓延が深刻化してから、より多くの関心が示されるようになったんだ。僕はフリーな選手であり、いくつかのクラブは多くのお金がないかもしれないからね」と、移籍をほのめかすフェルトンゲンは来季、どこでプレーすることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)