「MFでも偉大な主人公」 冨安の“壮大インパクト”に現地称賛「プレミアからもラブコール」
加入1年目でボローニャの主力に 「冨安ほどの選手はこれまでいなかった」
今季ボローニャに加入した日本代表DF冨安健洋は、セリエA初挑戦のシーズンに主力の座を勝ち取り、印象的な活躍を披露している。イタリアメディアは「わずか数カ月で彼の価格は3倍になった」と取り上げ、「プレミアリーグのクラブがすでに冨安獲得に標準を合わせている」と伝えている。
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2019年夏にベルギー1部シント=トロイデンからボローニャに加入した冨安は、即座に右サイドバック(SB)で先発の座を勝ち取った。現在、新型コロナウイルスの蔓延により、イタリアではすべてのスポーツイベントで延期の措置を取っているが、直近の試合でボローニャは第26節ラツィオ戦を消化。敵地で0-2と敗れたものの、右ウイングバック(WB)で先発フル出場した冨安は、クラブ公式サイトで発表されたチーム内マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されていた。
そんななか、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は「冨安効果。ボローニャはよりリッチになった」と見出しを打ち、冨安に注目。「日本人はほぼ脚光を浴びずにボローニャへとやってきたが、わずか数カ月で彼の価格は3倍になった。プレミアからもラブコールを受けている」と、その飛躍ぶりを大々的に取り上げている。
「冨安ほどの選手はこれまでいなかったので、壮大なインパクトを与えた。(アルベルト・)ザッケローニが指摘するように、ピッチサイドを走って追い回すことを片時も忘れない。もちろん一部の試合で困難にぶつかる時もあったが、他の試合では、MFとしても偉大な主人公となった」
800万ユーロ(約9億2000万円)でボローニャに加入した冨安だが、今では市場価格が2500万ユーロ(約29億円)と約3倍にまで急騰していることを説明し、「プレミアリーグのクラブがすでに冨安獲得に標準を合わせている」と伝えていた。近い将来、冨安のステップアップも実現するかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)