ブンデス、5月9日再開の可能性も “感染対策”徹底にリーグ幹部は自信「準備はできている」
無観客試合や選手のウイルス検査など、リーグは対策を徹底
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、欧州各国リーグは無期限の中断期間に入っている。そうしたなかでドイツのブンデスリーガは、5月9日の再開に向けて準備を進めているようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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ブンデスリーガは多くの国と同様に3月中旬からリーグ戦が中断。24日の時点で国内では新型コロナウイルスの感染者が15万3000人、死者数が5500人を超えたと確認されている。今シーズンの完了を目指す一方で、まだ再開の目処は立っていない。
ブンデスリーガの最高経営責任者(CEO)を務めるクリスチャン・セイファート氏は再開の決定権を握るのは政府だとしたうえで、最短で5月9日の再開に向けた準備はあると語っている。
「もし5月9日にスタートするということなら、我々の準備はできている。もしそれよりも遅くなるというなら、もう一度準備し直すだけだ。我々がオファーできるのはフレームワークとなる条件だけだ」
再開に向けてリーグも感染対策は徹底させている。試合は無観客で行われ、選手や審判、スタッフを含めてもスタジアム内に入るのは最大で300人程度に留めるという。また、5つの研究所と提携し、選手たちが最低でも週に1回はウイルス検査を受けられるように手配。シーズン完了までには約2万回の検査が必要になるとされている。
ドイツでは約1カ月間続いていた都市封鎖措置について今週から段階的に緩和され、学校や一部店舗の営業が再開の動きを見せている。欧州各国に先駆けて、サッカーリーグの再開も実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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