快挙から約11年…「ヴォルフスブルクの英雄たち」に長谷部も選出 初優勝メンバーに再脚光
ヴォルフスブルク加入2年目の08-09シーズン、クラブ初のリーグ優勝に貢献
フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、2008年のドイツ挑戦から約12年が経過した今も最前線で戦っている。ドイツで最初のクラブとなったヴォルフスブルクではリーグ優勝も経験しているが、英サッカーサイト「90min」は当時のメンバーに脚光を当て、長谷部の現状も紹介している。
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長谷部は2002年に藤枝東高から浦和レッズに加入。10代の頃からレギュラーに定着すると、06年にはクラブ初のJ1優勝に貢献し、翌年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝も果たした。そして08年1月には海外挑戦を決断し、ヴォルフスブルクに加入している。
シーズン途中の加入ながらリーグ戦16試合に出場するなど評価を高めると、翌08-09シーズンには中盤センターおよび右サイドのレギュラーとしてリーグ戦25試合に出場。フェリックス・マガト監督の下で初のリーグ優勝を飾ったチームにあって、欠かせない戦力としてタイトル獲得に貢献した。
「90min」は「ヴォルフスブルクが成し遂げたことは偉大なことだった」と称賛しつつ、「早くも偉大な日々から11年が経とうとしているなか、ヴォルフスブルクの英雄たちが快挙の後にどうしているのかを追った」として、当時のメンバーの“今”に注目している。
ダブルエースとして活躍した元ブラジル代表FWグラフィッチ(現役引退)とボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(現ローマ)を始め、今やヴォルフスブルクの歴史の一部となった選手たちを追っている。そのなかで、ニュルンベルクを経てフランクフルトに加入6シーズン目となった長谷部にも言及。同メディアは「ブンデスリーガに定着して12年目。今季もフランクフルトで公式戦31試合に出場し、印象的な活躍を見せている」と評していた。
フランクフルトではDFPポカール優勝も経験し、ドイツの地で長きにわたって存在感を示し続けている長谷部。ドイツでの最初のタイトルは、今も快挙として語り継がれている。
(FOOTBALL ZONE編集部)