“マエストロ”ピルロが影響を受けた名将3人とは? 「自分が監督になることを想像させた」
ピルロがアッレグリ監督、コンテ監督、リッピ監督について語る
元イタリア代表MFで現役時代に“マエストロ”の異名も持ったアンドレア・ピルロ氏が、イタリアメディア「ヌオヴォ・カルチョ」のインスタグラムライブに登場。影響を受けた3人の監督について語ったほか、自身の監督業への展望も語った。
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ピルロが若き日は線の細いトップ下のイメージが強かったが、強豪インテルからブレシアへ期限付き移籍した当時にカルロ・マッツォーネ監督に中盤の底でのプレーを見出されて開花。その後、ACミランやユベントスで活躍し、イタリア代表としては2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)優勝の原動力になった。
そのピルロは、ミランとユベントスで指導を受けたマッシミリアーノ・アッレグリ監督と、ユベントスとイタリア代表で共闘したアントニオ・コンテ監督についてそれぞれの良さや特徴を語った。
「アッレグリは外から見ていた時期はただ管理をしているタイプと見えていたが、実際には選手と共に多くの働きをしてくれるタイプだった。実際に、将来的に自分が監督になることを想像させたのはコンテだった。常に一つのメニューを40分間で行うタイプだった。監督というのは、選手を100パーセント引き出すこともあれば、プレーをさせないこともある大きな影響を与える立場だと考えているよ」
また、W杯優勝に導いた名将マルチェロ・リッピ氏については、そのミーティングに特徴があったと語っている。
「彼を十分に理解することができたと思う。彼はW杯の優勝において、根本的に欠かすことのできない存在だった。W杯までの2年間、彼は常にチームを念頭に置いていて、僕たちが美しい旅をするだろうと語りかけ、常に引き込まれるような話をしていた。そして、必ず顔を合わせて目を見て物を言う監督だった」
ピルロはこう語る一方で、一部報道にあったユベントスのU-23チームで監督業をスタートするというニュースについては「若手のチームで監督をするつもりはない。勝利と敗北に責任を負う立場でいたいし、若手チームの指導は向いていないと感じる」と、否定的なコメントを残した。
中盤の底からゲームを組み立てるコンダクターとして名を馳せた選手が指導者になって成功した例といえば、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が挙げられる。ピルロもまた、そうした足跡をたどる可能性を十分に感じさせる次代の指導者の1人だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)