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中村俊輔は「まさに天才だった」 黄金期の元同僚が“セルティックベスト11”に選出
元スコットランド代表DFウィルソンがセルティックのベスト11に中村やブラウンら選出
横浜FCの元日本代表MF中村俊輔は、セルティック時代の2006-07シーズンにUEFAチャンピオンズリーグで日本人史上初の決勝トーナメント進出という偉業を成し遂げた。在籍4シーズンでリーグ優勝3回、年間最優秀選手にも輝くなどレジェンドとして名を刻んだが、かつての同僚も「まさに天才だった」と回顧している。
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英紙「スコティッシュ・サン」の企画に登場したのは、2006年1月から6年半セルティックでプレーし、リーグ優勝3回を経験した元スコットランド代表DFマーク・ウィルソンだ。
現在、スコットランド4部相当のブレチン・シティで監督を務めるウィルソンは、「一緒にプレーした選手によるセルティック・ベストイレブン」を選出。4-4-2の右サイドに共闘した中村を選出した。
「彼は僕が今まで一緒にプレーしたなかで最高の選手だ。彼は難しいことでも意図も簡単にやってみせた。彼のゲームに関する知識は素晴らしく、僕が後ろでプレーするのを楽にしてくれた。ナカムラのFKをはじめとしたセットプレーは、それを物語っている。彼はまさに天才だった。なんてフットボーラーだったんだ」
横浜マリノス(当時)でプロキャリアをスタートさせた中村は、2002年に海外挑戦。日本人史上4人目のセリエAプレーヤーとしてレッジーナで3年間プレーし、2005年にスコットランドへ渡った。セルティックでは、2006-07シーズンに年間最優秀選手に輝くなどレジェンドとして語り継がれる活躍を見せたが、なかでも2006年11月21日に行われたCLグループステージ第5節ユナイテッド戦(1-0)で決めた決勝FK弾は伝説として刻まれている。
共闘した選手から見ても、全盛期の中村は群を抜く存在だったようだ。
ウィルソンが選んだ、共闘した選手による「セルティック・ベストイレブン」は以下の通り。
<GK>
アルトゥール・ボルツ(2005~10年在籍/元ポーランド代表)
<DF>
ミカエル・ルスティグ(2011~19年在籍/スウェーデン代表)
ガリー・コールドウェル(2006~10年在籍/元スコットランド代表)
スティーブン・マクマナス(2003~10年在籍/元スコットランド代表)
エミリオ・イサギレ(2010~17、18~19年在籍/元ホンジュラス代表)
<MF>
中村俊輔(2005~09年在籍/元日本代表)
スコット・ブラウン(2007年~在籍/元スコットランド代表)
スティリアン・ペトロフ(1999~2006年在籍/元ブルガリア代表)
エイダン・マクギーディ(2003~10年在籍/アイルランド代表)
<FW>
ジョン・ハートソン(2001~06年在籍/元ウェールズ代表)
ショーン・マロニー(2008~11年在籍/元スコットランド代表)