長谷部&鎌田の立ち位置は? フランクフルトの今夏“補強プラン”を独メディア分析
長谷部は契約の状況次第、鎌田には中央でのプレーを推奨
新型コロナウイルスの感染拡大により世界各国の公式戦は中断に追い込まれ、活動がストップしている。移籍市場に向けた動きも鈍っているが、元日本代表MF長谷部誠と日本代表MF鎌田大地の所属するフランクフルトは2つのポジションで新戦力を探しているという。ドイツメディア「FUSSBALL.NEWS」が報じている
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中国・武漢が発生源とされる新型コロナウイルスは世界中で猛威を振るっており、各国の公式戦は中断。本来であれば、シーズンは佳境を迎え、移籍市場の話題も多く聞こえてくる時期となっても、具体的な話はあまり出てきていない。
そんななか「FUSSBALL.NEWS」は、「フランクフルトが補強を模索するポジション」と見出しを打ち、フランクフルトの補強プランを分析。今季の残り試合の扱い、それに伴う収益がどう推移するのかが不明であると前置きしたうえで、「この混乱した状況にあっても、フランクフルトはスカッドを強化する意欲がある」として、補強を目論むとされる2つのポジションに言及した。
一つ目のポジションは右サイドハーフだ。このポジションでは鎌田がプレーする機会も多く、セルビア代表MFミヤト・ガチノビッチもプレー可能だが、同メディアは「ガチノビッチとカマダは中央でより効果的な働きを期待できる」と指摘。昨季限りで退団したセルビア代表FWルカ・ヨビッチ(レアル・マドリード)、FWセバスティアン・アレ(ウェストハム)、クロアチア代表FWアンテ・レビッチ(ACミラン)の穴が埋まり切っておらず、攻撃陣全体として見ても補強が必要だと主張していた。
もう一つのポジションが、こちらは長谷部が主戦場としているディフェンスライン。「リベロのハセベの契約が延長されるか定かではなく、キャプテンのダビド・アブラームが母国アルゼンチンに帰還する可能性がある」として、少なくとも2人の補強が必要だと訴えている。今季途中に4バックに移行してからは出場機会の減少した長谷部だが、リーグ中断前は中盤でも先発出場を続けていた。依然としてその去就が来季の編成に与える影響は大きそうだ。
2人の日本人選手が所属するフランクフルト。今夏の移籍市場の状況はかつてなく流動的だが、どのような選択をすることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)