「日本の状況はドイツに似ている」 宮市亮、両国の“類似点”に言及「幸いなことに…」
外出自粛とソーシャルディスタンスの状況を指摘
新型コロナウイルスの感染拡大により、世界各国のリーグ戦は中断を余儀なくされている。ブンデスリーガも例外ではないが、ドイツ2部ザンクト・パウリの元日本代表FW宮市亮はクラブ公式サイトのインタビューに回答。その内容に、ドイツ地元紙「ハンブルガー・モルゲンポスト」が注目している。
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中国・武漢が発生源とされる新型コロナウイルスは世界中で猛威を振るい、ドイツ国内では22日時点で感染者が14万人以上、死者が5000人以上となっている。国内リーグは再開に向けて少しずつ動きを見せているが、反対意見も出るなど決して万全の状態に戻っているわけではない。
そんななか、宮市はクラブ公式サイトのインタビューに回答した。現況について問われると「家で多くの時間を過ごさなければならないのは少し普段と違うけど、子供と過ごすのはいつだって楽しいものですね」と、外出を控えるなかでの生活に言及。「離れたところから日本を見て感じることは?」という質問には、次のように答えている。
「幸いなことに、僕の家族は健康に過ごしています。基本的に日本の状況はドイツに似ていると思います。人々は家に留まり、互いに距離を取っています」
これを受けて「ハンブルガー・モルゲンポスト」は、「宮市は日本の家族について心配する必要はない」と取り上げつつ、宮市が同じく欧州組のMF香川真司(サラゴサ)に連絡を取ったことに注目。スペインでは新型コロナウイルスの影響がドイツよりも深刻なため、同紙は「友人の状況に宮市は心を痛めている」と心境を慮った。
インタビューの最後には「またファンとともにスタジアムに集うことが本当に楽しみです!」と語っていた宮市。リーグ再開が実現した際には、さらなる活躍に期待したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)