神戸が公式インスタグラムで昨年行われた指揮官の52歳誕生日会の様子を公開

　J1ヴィッセル神戸が公式インスタグラムを更新した。指揮を執るトルステン・フィンク監督が昨年10月29日に52歳の誕生日を迎えた際、選手が祝福した様子を公開。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタも参加して“パイ”を食らわせており、ファンから反響を呼んでいる。

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　フィンク監督はオーストリアの強豪ザルツブルクや、母国ドイツではインゴルシュタット、ハンブルガーSVなどで指揮。スイスの名門FCバーゼルでは2度リーグ優勝に導いた。そして19年途中に神戸の監督に就任して、天皇杯を制覇。イニエスタや元スペイン代表FWダビド・ビジャ（現役引退）、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ（現アンタルヤスポル）らを率いて、クラブの初タイトル獲得に貢献した。

　現在は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、Jリーグは再三にわたって延期を決めており、今のところ再開の目途は立っていない。そんななか、神戸の公式ツイッターは「今日のお宝映像は2019年10月29日から！　フィンク監督の誕生日をいぶきで祝った日の貴重な映像です！」と綴って1本の動画をアップした。

　映像では、トレーニングルームにトルステン・フィンク監督と選手が集合。お揃いの「BOSS」Tシャツを着て、指揮官の誕生日を祝った。ケーキを持つ監督が輪の中心に立ち、手拍子で祝福されるなか、MF増山朝陽（現アビスパ福岡）が先陣を切って“顔面パイ”を食らわせると、次々と選手が続いた。途中でイニエスタも加わって頭の上からパイを乗せ、“BOSS”のバースデーを盛大に祝った。

　神戸が公開した映像に様々なメッセージが届いており、「最高のチームによる素晴らしいセレモニー」「ボスT素敵」「愛に溢れてる」など絶賛の声が広がっている。現在Jリーグは中断しているが、一致団結した神戸の雰囲気にファンの心は温まっているようだ。