武藤所属ニューカッスル、新オーナーの“ビッグネーム補強案”を海外報道 候補者3人とは?

サウジアラビア政府系企業がニューカッスルを買収か【写真:Getty Images】
サウジアラビア政府系企業がニューカッスルを買収か【写真:Getty Images】

サウジアラビア政府系企業が400億円を投じて買収を進める

 日本代表FW武藤嘉紀の所属するニューカッスルは、サウジアラビア政府系企業によるクラブの買収が進んでいると報じられている。そんななか、買収が完了した際に獲得を目論む大物選手たちの名前が海外メディアを賑わせているようだ。

 ニューカッスルは2007年から現オーナーのマイク・アシュリー氏が保有してきたが、現在はサウジアラビア政府系企業のPCPキャピタルパートナーズへの売却が進んでおり、すでに成立は秒読みとも伝えられる。同企業は260億ポンド(約3兆4500億円)以上の資産を持つとされ、英紙「デイリー・ミラー」によると3億ポンド(約400億円)でニューカッスルを買収、さらには3カ年計画でのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場を目論んでいるという。

 強化を含むクラブ改善の費用として2億ポンド(約265億円)が即刻投入されるとも報じられ、米スポーツ専門局「ESPN」によるとスティーブ・ブルース監督に代わる新指揮官としてマウリシオ・ポチェッティーノ氏、マッシミリアーノ・アッレグリ氏、ラファエル・ベニテス監督(大連一方)、ルシアン・ファブレ監督(ドルトムント)などの名前が挙げられている。

 もちろん監督だけでなく、新オーナーによる野望は選手補強にも向けられ、「ESPN」は3人のビッグネームを候補としている。その3人というのが、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、ナポリのベルギー代表FWドリース・メルテンス、そしてチェルシーのブラジル代表MFウィリアンだ。

 いずれの選手もこれまでニューカッスル以外への移籍が盛んに報じられ、6月には契約満了を迎える予定となっている。そして、全員が前線の選手であることも共通点。今季のプレミアリーグで29試合25得点と低調な攻撃陣のテコ入れが望まれていることは明らかと言えるだろう。

 買収が完了し、次の移籍市場がオープンした際には、大胆な変革が訪れそうなニューカッスル。武藤の欧州での未来も、この取引に大きく左右されることになりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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