シーズン完了が基本線ながら、打ち切りの可能性も示唆されるプレミアリーグ

　新型コロナウイルスの感染拡大で無期限延期となっているプレミアリーグについて、英紙「ザ・サン」では、このまま打ち切りとなった場合の欧州カップ戦出場権の行方に注目している。中断時点で9位だったアーセナルが、来季のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場権を手にする可能性があると報じた。

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　欧州各国リーグはなんとかしてシーズン再開時期を探っているなか、一足先にベルギーではシーズンの打ち切りで合意に達した。さらにオランダではマルク・リュッテ首相が、9月1日まで国内すべてのスポーツイベント開催を禁止すると発表。エールディビジも事実上のシーズン打ち切りという状況だ。

　英プレミアリーグもシーズン完了を基本線としながらも、やはり打ち切りとなる可能性も示唆されている。そこで気になるのが、来季欧州カップ戦出場権の付与についてだ。記事では「UEFAクラブランキング」を参照するのではないかと指摘している。

　本来であれば、CLやUEFAヨーロッパリーグ（EL）の出場権は、直近の国内リーグの最終順位と国内カップ戦の結果で決まる。プレミアリーグで言えば、リーグ戦上位4クラブがCL、リーグ戦5位とFAカップ、リーグカップ優勝クラブにそれぞれEL出場権が与えられていた。

　しかし、今シーズンが打ち切りとなった場合には、過去5シーズンのUEFA主催大会における成績を基にした「UEFAクラブランキング」に応じて出場権が決まる可能性があるという。