“悪童”カッサーノ、インテル補強戦略に持論 ルカクの相棒に推薦するのは?「即効性ある」
カッサーノ氏がインスタグラムのライブ配信に出演…セリエA再開時期や補強に言及
元イタリア代表で現役時代に“問題児”としても知られたアントニオ・カッサーノ氏が、イタリアのサッカー番組で司会者を務めるピエルルイジ・プラド氏とインスタグラムのライブ配信を行い、強豪インテルの補強戦略について「自分が強化責任者であれば」という観点から持論を話した。
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カッサーノは現役時代、卓越した技術と得点能力を持つものの女性問題や練習への遅刻、監督への反抗などトラブルメーカーとしての話題も尽きなかった。一方で、現在はサッカー番組において忌憚のない意見を述べ、その内容の確かさでも定評を得ている。
まず、現在の新型コロナウイルスの感染拡大により中断しているリーグ戦の再開について、イタリアでは何とかして5月中旬に再開し、6月30日までにリーグ戦を終えるというアイディアが浮上している。しかし、カッサーノは「45日間で13試合をやるのは、交代枠が8人でも無理だ」と一刀両断。そして「リーグやイタリア・サッカー連盟が団結しなければけない」と、様々なアイディアが方々で発言される状況に警鐘を鳴らした。
そして、インテルの補強戦略に話題が及ぶと、スペインの強豪バルセロナから関心を寄せられているというアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの扱いを含め、持論を語った。
「素晴らしいFWだが、1億2000万ユーロ(約140億円)で売ることもできる。2000万ユーロ(約23億円)で買って1億2000万ユーロは悪くない。自分なら7000万ユーロ(82億円)か8000万ユーロ(約94億円)の現金に加えて、MFアルトゥールを要求する。あるいは、(クレマン・)ラングレか(サムエル・)ウムティティだ。左利きのセンターバックがいないからな」
カッサーノはこう語ったうえで、マルティネスが退団した場合は前線に誰を補強するべきかという点について「(エディンソン・)カバーニを取りたい。33歳だけど、アントニオ・コンテ監督に勝利をもたらすには即効性がある。ヴェルナーやグリーズマン? それなら(アレクサンドル・)ラカゼットを薦めるね。彼は(ロメル・)ルカクのパートナーとしては最適だ」と、現在インテルが獲得に動いているという報道はない選手たちの名前を挙げて提言した。
昨シーズン中には当時インテルの主将だったアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの妻で代理人のワンダ・ナラ氏とテレビ番組で舌戦を繰り広げ、大きな存在感を示したカッサーノ氏だが、現役時代の奔放な姿とは対照的にコメンテーターとしての地位を確立している。
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(FOOTBALL ZONE編集部)