サウサンプトン吉田が決勝点を奪いMOMに選出! 5戦連続無失点と好調のチームで存在感示す

4試合ぶりの先発で今季リーグ戦初ゴール

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也が、6日のウェストハム戦で先発フル出場を果たした。前半9分には今季リーグ戦で初となるゴールを右足で叩き込み、1-0の勝利に大きく貢献。英地元メディアからマン・オブ・ザ・マッチに選出される活躍ぶりを披露した。

 前半4分、サウサンプトンは右サイドからパスを回して攻め込むと、最後はケニア代表MFビクター・ワニヤマのパスに吉田が中央へ走りこんで右足で押し込んだ。後半にワニヤマが一発退場となり数的不利な状況に陥ったが、吉田のゴールを守り切ったチームは、ここ5試合で4勝1分と好調を維持している。

 英地元紙「デイリー・メール」紙の採点で、日本代表の守備の要である吉田は両チームを通じて単独トップの7.5点を獲得。1月13日のワトフォード戦以来4試合ぶりの出番となったが、決勝ゴールで存在感を示した。

 試合後、プレミアリーグ公式ツイッターが吉田の声を伝えている。「僕らにとって、とても重要な試合だった。またしてもクリーンシートを達成した。ゴールも取れて良かった」と、5試合連続無失点と自らの今季リーグ戦初ゴールに喜びを爆発させた。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」の採点でも、DFフィルジル・ファン・ダイクの7.5点に次ぐ2位タイの7点を獲得するなど、軒並み高評価を得た吉田。定位置再奪取へ、猛アピールしていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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