バルサ、インテルFWラウタロ獲得に“トレード案”を提案 移籍金129億円の支払い困難
ラウタロ獲得へトレード要因の選定も慎重に開始
バルセロナは来季に向けたトップターゲットと定めたインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス獲得に本腰を入れている。新型コロナウイルス流行による経済的な打撃の影響から、移籍金を抑えるためのトレード案をオファーしていると英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
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ラウタロもバルセロナへの移籍を熱望しており、個人間では移籍に向けた障害はないという。焦点となるのはインテルの要求にバルセロナが応えられるかどうか。新型コロナウイルスの影響でクラブは財政的に大きな打撃を受けているだけに、ラウタロの契約解除金として設定されている1億1000万ユーロ(約129億円)を支払うのは困難な状況だ。
代理人を通じた交渉では、バルセロナが移籍金を抑えるために選手の譲渡を含めたトレードを提案しているようだ。ただし、トレード要員として出す選手の選定には慎重な構えだ。
記事によれば、インテル側はまずバルサのMFアルトゥールを希望。しかし、バルセロナはこのブラジル代表MFの放出は拒否し、代わりとしてインテルが強い関心を持っているというポルトガル代表の右サイドバックDFネルソン・セメドの譲渡をオファーしているという。また、インテルはバルサ下部組織出身のMFカルレス・アレニャ(ベティスへ期限付き移籍中)にも興味を示しているようだ。
バルサとしてはこれ以上生え抜き選手が流出することに懸念を示しているだけに、アレニャの放出には難色を示している模様。その代わりに左サイドバックのDFジュニール・フィリポをインテルにオファーしたようだが、インテルは同選手を強く求めているわけではないという。まだお互いに歩み寄りが必要な状況だ。
新たなストライカー獲得を目指すバルセロナ。交渉は一筋縄では行かない様子だが、意中のラウタロを射止めることはできるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)